三連休も、たいした更新ができなかったので、開き直ってまだお正月ネタを続けます。
よそさまのブログで拝見したのですが、ご家族のかたに、「もう古くからのおせちはやめよう」と言われたという話がありました。
おせちも、地方によって違いがあるので、その方が、どんなものを食べているのかわからないのですが、ちょっと寂しかったです。
私は、前の記事に書いたように、伝統的なおせちは家で作らず、買ってくるだけで、黒豆と栗きんとんと伊達巻と田作りとしゃけ昆布巻とちび昆布巻と紅白なますくらいしか食べないのですが。
でも、それだけに絞り込んだだけあって、どれも嫌いではないだけに、こういう意見は寂しいですね。
今の若い人にはしんどい味なのかな……と、思いましたが、確か昔『ちびまる子ちゃん』で、おせちが、まる子ちゃん含めた家族に嫌われてる、という描写があったような記憶を思い出しました。
記憶自体がうろ覚えですし、たしか雑誌掲載で読んだので、コミックス何巻ともいえないのですが。
その掲載時点で、たしか80年代か90年代で、さらにもとネタは作者様の幼年期だから、少なくとも10年は遡るはずで、そうすると70年代ぐらいからこういう傾向はあったことになります。
なんでかな? と考えて、冷たいというのがまずあるのかな、と思います。私も数年前まで、暖かいお雑煮とお煮しめがあれば充分だ、とは思ってました。
それと、おせち料理は家で作ると余りうまくいかないのかな、と。
昔、うちで栗きんとんを作ったことがあるのですが、大量にできすぎたことに加え、微妙な雑味が感じられて、幼心にも、いまひとつおいしくなかった記憶があります。
あと、鮭入り昆布巻なんかは技術的にも、一般家庭で作れるものではないように感じます。
あとは、余り普段食べなれない素材が出るとか、だいたい甘く味つけてあるので、お酒を飲む人的には合わないとか、でしょうか。
味覚は人それぞれですので、強要することはできませんしね😥
今は、アレルギーとかの問題もありますし。
私自身、作業がひとつ増えるので、宅配の変わりおせちを頼むなら、昔ながらのおせちを出すのは省略したいな、という気持ちもありますし。
それでも、歳をとったせいか、おいしく感じるというか、あればあったで、食べながら、ああ、お正月だ、と思います。
最近美味しいと思えるようになったのが、田作り。水飴かなんかで甘くしてある田作りを買ってくるだけですが、微妙な苦味と旨味が気に入ってます。
それと、今年(去年もかも)悲しかったのは、鮭入り昆布巻きの鮭部分が、すっっごく小さかったこと。ほとんど厚く巻いた昆布だけでした。😢
普通は幅2センチ厚み5ミリくらいあったと思うんですが、今年のは、よくて幅1センチ厚みは2ミリ……行けばいいんじゃないかという感じでした。
まあ、仕方ないですけどね。近年、日本でとれる鮭が減ってるなんて話を聞いた気がしますし、輸入元のロシアとは、こんな状態ですし。
欲しがりません、勝つまでは。
では。
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