株中毒の闇鍋ブログ

株で財産を溶かした管理人の、現実逃避ブログです。時事、歴史ネタ中心になるかな……

バイデン大統領の失言? ふたたび

バイデン大統領の失言、ふたたび。

今度はこれ↓

www.bbc.com

一応、同盟内にいる日本とインドを敵対陣営の中露といっしょくたにするようなのが問題、さらに言えば、移民受入れを絶対視するような物言いそれ自体が問題だと思います。

政府からは一応釈明がでたようですが、コメント欄の、オーサーコメント(専門家コメント)の声は結構厳しいです。

news.yahoo.co.jp

きれいに言って「口下手」なひとではあるようですが、それにしても、バイデン大統領には、今、第2次冷戦とも言えるこの国際情勢の中で、下手を打てば負けるというか、東側陣営に味方する国が増えてしまいかねない状況がわかっているんでしょうか。

アメリカは移民の国であるのは結構ですが、そのやり方が、全ての国で成功するとは限らないと思うのです。

日本に対しては、この前に麻生元首相がトランプ元大統領に会いに行ったことが、「当選した時に備えて渡りをつけておく」ように見えて腹が立ったのかもしれませんが、だとしたらインドはもらい事故ならぬもらい非難を食らったようなものです。

だいたい、移民受入れというのは、現代に置いては戦災などで人口が急減したり、出生率が下がったり、何らかの形で人手不足になった国がやるものです。アメリカは建国以来、ずっと開拓を続けているからずっと人手不足なのかもしれませんが、国の範囲がほぼ変わらない国においてはその限りではないわけです。

日本は、歴史的スパンで見れば、ついこの間(戦後10年ぐらい)まで移民の「受入れ国」ではなく、「送り出し国」でした。そこに急に少子化で人口が減ったからと言って、移民を受入れようとしても、法的行政的インフラが追い付いていません。

最近、報道で外国人が違法行為で逮捕されても、不起訴になって釈放される、しかもその理由も明らかにされない(もし無罪ならそうでるはず。)ことが目につきます。Twitterで見た話ですが、一説にはこれは、取り調べ時の通訳をつとめられる人材が不足し、ために充分な調書がとれないためではないかと言われています。

だとすればこれは、受入れの際の外国人の日本語能力のふるい分け、受け入れた際の通訳の育成の、二点でまだ不足があるといえましょう。

一方、インドの出生率はまだ2を上回っています。人口維持の必要な出生率は、少し下回ってきたらしいですが、まだその影響がでるのは先でしょう。

また、インドはもとより多言語、多宗教で、それによるいさかいもまだ大きな国です。移民によらずとも多様性は存在するのです。

憲法で縛られて装備の不足のある日本と違い、インドは核保有国でもあります。

そうしたことを考えると、あまりに今回の発言「も」問題があるといえましょう。

 では。

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